- 顔脱毛の間隔が2ヶ月以上あいたんだけど効果がなくなる?
- 医療脱毛は1~2ヶ月間隔というけど、きっちり守らないといけない?
- 顔脱毛を早く終わらせたいから、ベストな間隔をおしえて!
顔脱毛の間隔をあけすぎると、施術の効果が下がります。効果が低いのに施術を受けても無駄になるだけ。施術を効率的に進めるためのスケジュールも崩れます。施術完了までの期間が延長する恐れも。
この記事では、顔脱毛のベストな間隔と間をあけすぎた場合のデメリットを解説します。記事を読めば、顔脱毛の間隔を守るための知識が得られます。
顔脱毛のベストな間隔は1~2ヶ月です。間隔をあけすぎた場合は、毛周期に合わせた施術ができず施術回数が増える恐れがあります。しかし一度施術した部分の効果がなくなるわけではありません。
顔脱毛のベストな間隔は1〜2ヶ月
顔脱毛の施術を効率的に進めるためのベストな間隔は1~2ヶ月。顔の毛が生え変わるサイクル(毛周期)は1~2ヶ月だからです。
» ルシアクリニック(外部サイト)
【部位別】ベストな脱毛間隔
毛周期は部位によって異なるため、ベストな脱毛間隔も違います。VIO脱毛は1ヶ月半~3ヶ月、ワキ脱毛は2~3ヶ月、腕や足は1ヶ月半~2ヶ月が目安です。
» アイシークリニック(外部サイト)
医療脱毛とサロン脱毛いずれも、ベストな施術間隔は同じです。ただしサロンにおける光脱毛では例外があります。
SSC脱毛とSHR脱毛は、2週間に1回の施術が理論上可能。SSC脱毛とSHR脱毛は肌にかかる負担が少ないからです。SHR(蓄熱式)脱毛は毛周期に合わせなくても効果が得られます。
- SSC脱毛
- 美容成分を含むジェルを肌に塗り光を照射する方法
- SHR(蓄熱式)脱毛
- 低い出力の光を繰り返しバルジ領域に当て続ける方法
- ※バルジ領域とは、毛を作る細胞へ発毛の司令を出す器官
しかし脱毛クリニックや脱毛サロンは予約を取りづらい店舗があるため、実質2週間に1回の施術ができない場合があります。
SHRはまだ分かっていない部分も多い新しい方法です。症例を見ながら、照射方法や施術間隔などが見直されていく可能性があります。
» 顔脱毛にSHR方式が効果的な理由
施術の間隔はどの方法でも、毛周期に合わせた1~2ヶ月だと間違いありません。
脱毛施術の回数を重ねたら間隔をあける
顔脱毛施術の回数を重ねたら、間隔をあけましょう。毛が少なくなると、生え揃うのも遅くなります。
顔の毛が生え揃ってから光脱毛を受けたほうが、除毛や減毛効果が高いです。
1~2回目は1~2ヶ月おき、3~4回は2~2ヶ月半おきなどと少しずつ施術間隔をあけていきます。個人差があるので、毛の生え方を観察しながら脱毛を進めましょう。
» ツルツル肌になるための顔脱毛は何回?
間隔を守って顔脱毛施術を受けるべき理由
顔脱毛施術を受けるとき、間隔を守るべき理由は以下の2つです。
- 毛周期に合わせるため
- 肌へのダメージを防ぐため
毛周期に合わせるため
顔脱毛施術の間隔を守るべき理由は、施術する時期を毛周期に合わせるためです。顔脱毛施術は成長期にある毛にしか効果を発揮しないからです。
毛周期とは、毛が「育って、抜けて、休む」一連のサイクルのこと。それぞれ成長期、退行期、休止期と呼びます。
成長期の毛は太くて色素が濃いので、光脱毛の光が強く反応します。しかし退行期や休止期の毛は細く、いずれ抜けてしまうので除毛や減毛効果は期待できません。
「成長期」の毛にピンポイントで照射できるよう、毛周期に合わせた施術が大切です。
肌へのダメージを防ぐため
顔脱毛施術の間隔を守るのは、肌のダメージを最小限にするためです。顔脱毛施術は肌に大きな負担をかけます。
顔脱毛の施術を受けたあとの肌は軽いダメージを負った状態です。肌がいつもの調子に戻るまで十分なスキンケアと、刺激を与えない過ごし方が大切です。クレンジングや洗顔時に肌をゴシゴシこすらないように気をつけましょう。日焼け対策をすることも大事です。
» 顔脱毛中の日焼けがダメな理由
顔脱毛施術の間隔が短いと、次の施術までに肌が回復するのを妨げます。
» 顔脱毛の翌日に気をつけること5選
顔脱毛施術の間隔をあけすぎた場合のデメリット2選
顔脱毛施術の間隔をあけすぎたときにおこるデメリットは以下の2つです。
- 除毛や減毛効果が下がる
- 顔脱毛施術の回数が増える
除毛や減毛効果が下がる
顔脱毛の間隔をあけすぎると施術の効果が下がります。顔の毛周期は1~2ヶ月で、間隔が3ヶ月をすぎるとむだ毛が成長期から退行期に入るからです。
顔脱毛の施術が有効なのは成長期にあるむだ毛だけ。退行期に入った毛に照射しても効果は得られません。
「仕事が忙しい」「生理中」などでやむを得ず間隔があいてしまった場合、毛が生えそろった成長期から施術を再開できます。
» 顔脱毛の施術は生理中を避けるべき理由
すでに施術した部分の効果がなくなるわけではないので心配はいりません。
顔脱毛施術の回数が増える
顔脱毛施術の間隔をあけすぎると、最終的な施術回数が増えます。施術する予定だった毛が退行期に入るからです。
退行期に入った状態で顔脱毛施術を受けても、除毛や減毛効果は得られません。光脱毛の光を照射しても処理できる毛は少なくなります。
1度に照射する量が少ないので、すべての毛を施術するには回数が増えます。
間隔をあけても顔脱毛の施術を休むべきケース
間隔をあけても顔脱毛の施術を休むべきケースは以下の2つです。
- 肌の調子が悪い
- 体調が悪い
肌の調子が悪い
肌の調子が悪い場合は顔脱毛の施術を休みましょう。間隔をあけないよう無理に顔脱毛施術を受けると、肌トラブルをおこす恐れがあるからです。
肌の調子が悪い状態で顔脱毛施術を受けると、新たな肌トラブルがおこったり痛みを強く感じたりします。肌荒れなどで炎症をおこした状態では施術を断られます。
» サロンでの顔脱毛後に赤みが出る原因と対処法
体調が悪い
体調が悪いときも顔脱毛を休みましょう。無理に顔脱毛の施術を受けると、施術中に気分が悪くなる場合があります。
体調不良には睡眠不足や疲労、生理中などさまざまな要因があります。もし風邪薬や痛み止めなどの薬を飲んだ場合は顔脱毛施術を受けられません。薬を飲んでいる状態で施術を受けると光過敏症を引き起こす恐れがあるからです。
» 顔脱毛当日の疑問・注意点について
風邪をひいて咳や鼻水などの風邪症状がある場合も、顔脱毛の施術は休みましょう。施術するスタッフや他のお客さんに感染する恐れがあります。
間隔があいても、体調が元に戻るまで顔脱毛施術は休みましょう。
» 顔脱毛できない人の特徴と対策
顔脱毛の効率を上げるためのポイント
顔脱毛の効率を上げるため、以下のポイントを押さえましょう。
- 日焼けをしない
- 毛抜きでむだ毛を抜かない
- 保湿を徹底し、肌の調子を整える
日焼けをしない
顔脱毛中は日焼けをしてはいけません。日焼けをすると施術を受けられなくなります。日焼けした肌は光やレーザーの刺激を強く受け、トラブルを起こすリスクが高まるからです。もし施術できたとしても光やレーザーの出力を低く設定するため、施術の効果が下がります。
日焼けした場合は、肌の色が落ち着くまで次の施術を3ヶ月ほど待たなければならないため非効率です。顔脱毛中は日焼けをしないように、紫外線対策を徹底しましょう。
毛抜きでむだ毛を抜かない
顔脱毛を受けている期間中は、毛抜きでむだ毛を抜かないでください。むだ毛を抜くと光やレーザーが反応する毛根部のメラニンも取り除かれるからです。照射しても効果が得られません。
毛抜きで毛を抜くことは、毛穴や肌を傷めることにもつながります。肌の状態を良く保つためにも、顔脱毛中に毛抜きで毛を抜くことはやめましょう。どうしても気になるむだ毛がある場合は、電気シェーバーでやさしく剃ってください。
保湿を徹底し、肌の調子を整える
顔脱毛中は保湿を徹底して肌の調子を整えることに気を配りましょう。肌の調子が良いと順調に施術を進められます。
水分が不足した肌は乾燥し、バリア機能が低下した状態。施術後に肌トラブルが起こりやすかったり、肌の回復が遅れたりするケースもあります。肌荒れがひどい場合は施術を断られることもあるため、肌の調子を整えることは重要です。
肌の保湿は化粧水だけでは不十分。化粧水を付けたあとは肌の水分が蒸発しないように、乳液やクリームも付けましょう。
顔脱毛は施術間隔を考慮すると秋スタートがおすすめ
顔脱毛は以下の理由から秋スタートがおすすめです。
- 来年の夏に向けて計画を立てやすい
- 予約が取りやすい
来年の夏に向けて計画を立てやすい
秋から脱毛を始めると、来年の夏に向けて計画を立てやすいです。脱毛間隔を守りながら、余裕を持って施術を進められます。
予約が取りやすい
秋は比較的予約が取りやすいです。秋から冬にかけて肌の露出が少なくなるため、脱毛への関心が薄れる人が増えるからです。予約が取りやすいと、毛周期に合わせて適切な時期に施術を受けられます。秋は、脱毛を始めるには最適な季節です。
顔脱毛の間隔についてのQ&A
顔脱毛の間隔についての疑問にお答えします。
顔脱毛の間隔を間違えてしまった場合は?
顔脱毛の間隔を間違えても慌てなくて大丈夫です。最後に施術を受けた日から2~3ヶ月後より再開すればOKです。
サロン脱毛から医療脱毛に乗り換えるとき間隔はどれくらいあける?
サロン脱毛でも医療脱毛でも、脱毛間隔は2~3ヶ月が一般的です。ただし部位やむだ毛の状態によって、医師の判断が異なる可能性もあります。
医療脱毛の予約がすぐに取れるか分からないため、乗り換えの予定がある場合は早めに手続きを始めましょう。
予約が取れない場合はどうしたらいい?
予約が取れない場合、以下のような対策があります。
- キャンセル待ちをする
- 店舗移動をする
- 平日の昼間に予約する
- 別のサロンと掛け持ちする
予約日を変更しようとすると、次の予約が取りづらい状況になることも多いです。なるべく施術日を変更しないようにスケジュール調整することも大切です。
脱毛間隔を守っても毛が減らない場合は?
脱毛間隔を守っても毛が減らない場合は、脱毛効果を上げるための行動を実行してみましょう。
» 顔脱毛の効果を上げるポイント
サロン脱毛の場合、思うように毛が減らないケースも多いです。サロン脱毛の効果は、減毛や抑毛どまりだからです。
結果に満足できない場合は医療脱毛も検討してみましょう。医療脱毛は毛の生える元になる細胞を破壊する脱毛方法なので、サロン脱毛よりも施術の効果が期待できます。
顔脱毛施術のベストな間隔を守ろう
顔脱毛施術のベストな間隔は1~2ヶ月です。毛が生えて抜けるまでのサイクルが1~2ヶ月だからです。
施術の間隔をあけすぎた場合は以下のようなデメリットがあります。
- 除毛や減毛効果が下がる
- 顔脱毛施術の回数が増える
間隔をあけすぎても、毛が生え揃った時期から脱毛施術を再開できます。やむを得ない事情で間隔があいてしまいそうな方も心配はいりません。
» 顔脱毛施術の期間と最短で終わらせるコツ
顔脱毛施術を効率的に進めるためには、1~2ヶ月の間隔を守りましょう。
ツルツル肌を手に入れたい人必見!