
- サロンのIPL脱毛は顔のうぶ毛に効くのかな?
- サロンのIPL脱毛は他の脱毛方式とどう違う?
- サロンのIPL脱毛で美肌になれるって本当?
サロンにおける光脱毛の特徴を知らずに顔脱毛を始めるのはもったいないです。光脱毛には美肌効果があるものや、痛みが少ないものなど様々な特徴があります。自分に合った光脱毛を選んだほうがよいからです。
この記事では、IPL脱毛の特徴とメリット・デメリットについて解説します。記事を読めば、IPL脱毛を選ぶべきか分かります。
IPL脱毛をすると美肌効果を得られることも。IPL脱毛は濃くて太い毛におすすめです。ただし、顔のうぶ毛には効果が出づらいデメリットもあります。
サロンにおけるIPL脱毛とは光脱毛の一種

サロンで行われるIPL脱毛は光脱毛の一種です。光脱毛にはSHR脱毛やSSC脱毛もあります。
» IPL脱毛とSHR脱毛、SSC脱毛の違い
IPLの特徴は光が拡散して広範囲に届くところ。熱エネルギーが1ヶ所に集中しないので、肌への負担が少なく、一度に広範囲の施術が可能です。
※IPLはインテンス・パルス・ライトの略
サロンで行われるIPL脱毛とSHR脱毛、SSC脱毛の違い
IPL脱毛とSHR脱毛、SSC脱毛の違いを以下の表にまとめました。
脱毛施術の方式 | IPL脱毛 | SHR脱毛 | SSC脱毛 |
美肌効果 | あり | なし | あり |
痛み | やや感じる | ほとんどない | 少ない |
得意な毛質 | 濃い毛・太い毛 | うぶ毛・細い毛 | うぶ毛・濃い毛 |
施術完了までの期間 | 2~3年 | 半年~1年 | 2年以上 |
※施術完了までの期間は個人差あり
IPL脱毛は他の光脱毛と比べると痛みがやや強いです。しかし剛毛などを目立たなくする抑毛効果が高いのが特徴。

IPLは濃い毛や太い毛を対処したい人におすすめの脱毛施術法です。
IPL脱毛は美肌効果を得られる

IPL脱毛は、美肌効果を得られます。IPLは脱毛だけでなく、美容エステにも使われている光だからです。
IPLの光は肌のコラーゲン生成を促したり、メラニンを散らしたりして美肌へ導きます。
IPL脱毛の美肌効果は副次的なもの。シミやしわなどにアプローチしたい場合は、美容エステでフォトフェイシャルを受ける必要があります。
フォトフェイシャルでは以下の施術が可能です。
- しわ・たるみ
- シミ・くすみ
- 毛穴
- 赤ら顔
IPL脱毛とフォトフェイシャルの違い
IPL脱毛とフォトフェイシャルの違いは、光の波長(長さ)と照射時間です。
脱毛とフォトフェイシャルに使われている光(IPL)は同じもの。光の波長と照射時間を変えることで、脱毛したり美顔エステしたりできます。
サロンでIPL脱毛するメリット

サロンでIPL脱毛するメリットは以下の4つです。
- 美肌効果が期待できる
- 色素が濃くて太い毛におすすめ
- 施術時間が短い
- ムダ毛が気にならなくなるまでの施術回数が少なめ
美肌効果が期待できる
IPLには美肌効果が期待できます。除毛や減毛を目的に、幹細胞を破壊しない範囲で刺激を与えるからです。
サロンでは、濃いシミやそばかすがあると顔脱毛できません。ただし、シミやそばかすを避ければ、光脱毛の光を照射できます。
» 顔脱毛でシミ・そばかすが濃くなるはウソ
色素が濃くて太い毛におすすめ
IPL脱毛は色素が濃くて太い毛に効果を発揮します。IPLは毛根の黒い色(メラニン)にアプローチする脱毛施術法だからです。
鼻下やあご下などの太い毛に有効です。
» 女性があご脱毛するメリット・デメリット
施術時間が短い
IPL脱毛は施術時間が短いのがメリット。IPLは拡散して広範囲に照射するからです。
一度に広範囲のむだ毛に照射できるので、施術時間が短いです。両ワキであれば約5分、顔脱毛は10~30分で終了できます。

施術時間は脱毛機器の種類や単発式(1発ずつ照射)か連射式(連続照射)で大きく変わります。
全身脱毛の施術時間で比較するとIPL脱毛は中等度の長さ。SHR脱毛はかなり短く、SSC脱毛はやや長い施術時間です。
脱毛方法 | 施術時間(全身脱毛) |
IPL脱毛 | 45~90分 |
SHR脱毛 | 30~60分 |
SSC脱毛 | 約90分 |
医療脱毛 | 60~120分 |
医療脱毛の施術時間は、サロンでの光脱毛と比べると長い傾向です。
» 脱毛サロン・クリニックの施術時間
ムダ毛が気にならなくなるまでの施術回数が少なめ
IPL脱毛はムダ毛が気にならなくなるまでの施術回数が少なめ。施術後1~2週間ほどで太い毛が抜け始めるからです。ムダ毛が気にならなくなったと感じるのは、4~6回目からです。(個人差あり)
» キレイモ(外部サイト)
他の光脱毛と比較するとSHR脱毛は3~5回、SSC脱毛では5~6回で効果を実感する人が多いです。

IPL脱毛は、除毛・減毛効果を体感するまでの回数が少なめですが、毛周期に合わせて施術するため施術完了までの期間は長いです。
※毛周期とは毛が生え変わるサイクルのこと
脱毛方法 | 除毛・減毛効果を実感する回数 | 施術完了までの期間 |
IPL脱毛 | 4~6回目 | 2~3年 |
SHR脱毛 | 3~5回目 | 半年~1年 |
SSC脱毛 | 5~6回目 | 2年以上 |
サロンでIPL脱毛するデメリット

サロンでIPL脱毛するデメリットは以下の3つです。
- 痛みを感じやすい
- 顔のうぶ毛には効果が出づらい
- ほくろや日焼け肌には施術できない
痛みを感じやすい
サロンにおける光脱毛の中で、IPL脱毛は痛みを感じやすいのがデメリット。IPL脱毛は色素が濃く太い毛のメラニンに反応するからです。
しかし医療脱毛のレーザーに比べると痛みは軽いです。

痛みを強く感じる場合はスタッフに伝えましょう。出力を弱めるなどの対応をしてくれます。
顔のうぶ毛には効果が出づらい
IPL脱毛は顔のうぶ毛に効果が出づらいです。IPLはメラニン色素に反応しやすく、色素が濃くて太い毛に効果を発揮する脱毛法だからです。
色素が薄く細い顔のうぶ毛にはメラニンが少ないため、除毛・減毛効果が低くなります。
顔のうぶ毛に効果的なのは、サロンでのSHR脱毛か医療脱毛です。
» 顔脱毛にはSHR方式が効果的
» 顔のうぶ毛には医療脱毛がおすすめ
ほくろや日焼け肌には施術できない
IPL脱毛はほくろや日焼け肌、色黒肌には施術できません。ほくろや黒い肌にはメラニンが多く含まれるため、強い刺激を与えるリスクがあるからです。

ほくろの場合はシールなどで保護すれば照射可能です。
日焼け肌、色黒肌の人がサロンで脱毛するとき、SHR脱毛なら施術できます。
» 顔脱毛にSHR脱毛が効果的な理由
» 顔にほくろがあるときの脱毛法
荒れた肌にIPL脱毛できるかは状況による
荒れた肌にIPL脱毛できるかは、肌の状態によります。
肌が炎症を起こしていない場合はIPLを照射可能。しかし、肌が炎症を起こしていたり広範囲に広がっていたりする場合は施術を受けられません。
照射できるかは店舗のスタッフが判断します。
» 顔脱毛できない人の特徴と対策
サロンにおける顔のIPL脱毛に関するQ&A

サロンにおける顔のIPL脱毛に関する疑問にお答えします。
サロンでのIPL脱毛と医療レーザー脱毛の違いは何ですか?
サロンでのIPL脱毛と医療レーザー脱毛は、出力の大きさと脱毛効果が違います。
IPL脱毛と医療レーザー脱毛は、どちらも毛の生える元になる毛母細胞を照射する方法。しかしIPL脱毛は出力が弱いため、毛母細胞を破壊できません。毛周期によって、また毛は生えてきます。
一方医療レーザー脱毛は出力を高く設定できるので、毛母細胞を破壊できます。

破壊された毛母細胞からは毛は生えてきません。
医療レーザー脱毛は永久脱毛が可能ですが、サロンにおけるIPL脱毛の効果は減毛・抑毛どまりです。
» 脱毛サロンで永久脱毛できない理由
IPL方式の家庭用脱毛器はありますか?
IPL方式の家庭用光美容器はあります。人気の家庭用光美容器は「ケノン」です。
家庭用光美容器 | ケノン |
費用 | 69,800円(税込) |
照射部位 | 全身OK(眉毛・目元・唇・額、ただしこめかみはNG) |
機能 | カートリッジ交換で機能を追加可(美顔機能など) |
ランニングコスト | カートリッジ式、50万発照射可能、機能を追加する場合はカートリッジの購入が必要 |
公式サイト | 詳細を見る |

ケノンは美顔効果もほしい人におすすめです。
IPLで美肌効果も得ながら顔脱毛しよう!

顔をIPL脱毛すると副次的に美肌効果が得られる場合があります。IPLはフォトフェイシャルという美容エステに使われる光と同じだからです。
IPL脱毛のメリットは以下の4つ。
- 美肌効果が期待できる
- 色素が濃くて太い毛におすすめ
- 施術時間が短い
- ムダ毛が気にならなくなるまでの施術回数が少なめ
IPL脱毛のデメリットは以下の3つです。
- 痛みを感じやすい
- 顔のうぶ毛には効果が出づらい
- ほくろや日焼け肌には施術できない

IPLで美肌効果を感じながら顔脱毛しましょう!
ツルツル肌を手に入れたい人必見!