
- ほくろが多いけど顔脱毛できる?
- ほくろから毛が生えてたら脱毛できない?
- ほくろ除去と顔脱毛を両方するならどっちを先にすべき?
顔にほくろがある場合の脱毛方法が分からなかったり、顔脱毛はできないと思いこんでいる方がいたりします。ほくろがあるだけで顔脱毛を躊躇するのは、毛穴レスの肌を手に入れる機会を失っていてもったいないです。
この記事では、顔にほくろがあるときクリニックで脱毛する方法を解説します。記事を読めば、顔にほくろがあっても、むだ毛をきれいに脱毛する方法が分かります。
顔にほくろがあるときの脱毛方法は、小さくて薄いほくろならそのまま施術を実施。大きくて濃いほくろは避けて照射します。医療レーザーでの顔脱毛とほくろ除去を両方する場合の順番はケースバイケースなので、医師の指示に従いましょう。
ほくろがあるときクリニックで顔脱毛する方法3選

ほくろがあるときクリニックで顔脱毛する方法は以下の3つです。
- 小さい薄いほくろはそのまま照射する
- 大きい濃いほくろは避けて照射する
- ほくろから生えている毛はニードル脱毛かSHR脱毛を行う
小さい薄いほくろはそのまま照射する
ほくろが小さくて薄い色の場合は、医療レーザーをそのまま照射するケースが多いです。小さいほくろとは、直径が約5mm以下のものが該当します。ほくろが小さく色が薄ければレーザーに対する反応が弱く、肌への影響が少なくすむからです。
» ビューティースキンクリニック(外部サイト)
ほくろはメラニン色素を含む細胞が増殖してできるもの。医療レーザーはメラニンに反応するので、ほくろにも反応します。
医療レーザーを照射するかどうかはクリニックの医師や看護師が判断するので、任せて大丈夫です。
※SHR脱毛を除き、脱毛サロンではほくろが小さい場合でもそのまま照射することはありません。医療機関ではないのでトラブル発生時に対応できないからです。
大きい濃いほくろは避けて照射する
ほくろが大きくて濃い色の場合は、ほくろを避けてレーザーを照射します。大きくて色が濃いほくろに直接照射すると強い刺激を受ける恐れがあるからです。
医療レーザーを照射するときは、ほくろに直接あたらないようにテープを貼って保護します。

ほくろに医療レーザーを照射するとガンになると記載しているサイトもありますが、間違いです。
タトゥーも避けて照射すれば顔脱毛できる
タトゥーがある場合も避けて照射すればいいので顔脱毛できます。タトゥーの色素に医療レーザーが反応するため、ほくろの場合と同様に避けて照射します。
眉毛のアートメイクやティントも避けて照射すればいいので顔脱毛は可能です。
※ティントとは韓国発の眉毛や唇に施す落ちにくいメイクのこと。
ほくろから生えている毛はニードル脱毛かSHR脱毛
ほくろから生えている毛を脱毛する方法は、ニードル脱毛かサロンでのSHR脱毛です。強い出力の医療レーザーを直接照射すると、ほくろが強い刺激を受けるからです。
先にほくろを除去してから医療レーザー脱毛する方法もあります。
» レジーナクリニック(外部サイト)
» LACOCO(外部サイト)
ニードル脱毛
ニードル脱毛は、毛穴に針を刺して電流を流す方法です。

電流が流れるのは刺した針先の周辺だけなので、ほくろに影響がありません。
SHR脱毛(蓄熱式脱毛)
SHR脱毛は、エステサロンで行っている光脱毛の一種です。SHR脱毛は毛根よりも浅い位置に存在するバルジ領域がターゲット。
※バルジ領域とは発毛を促す働きをする器官のこと
SHR脱毛は低い出力で繰り返し照射するのが特徴です。光の出力が低いので、ほくろがあっても照射できます。
ただし照射するかは、サロンのスタッフがほくろを見て判断します。
» 顔脱毛にSHR方式が効果的な理由
家庭用脱毛器はおすすめしない
顔にほくろがある場合、家庭用脱毛器の使用はおすすめしません。家庭用脱毛器を使う際にはほくろを避けて照射する必要があります。顔のすべてのほくろをシールなどで保護しなければなりません。使用のたびにほくろを保護するのは大変です。
ほくろから生えている毛に家庭用脱毛器を使用してはいけません。ほくろに家庭用脱毛器の光を照射すれば強い刺激を受ける恐れがあるからです。
ほくろがある場合に家庭用脱毛器を使うと、労力がかかったりリスクがあるためおすすめしません。
» セルフ顔脱毛のやり方と効果
ほくろ除去と顔脱毛の順番

ほくろ除去と医療レーザーでの顔脱毛を両方する場合の順番は、どちらが先でも問題ありません。しかしメリットやデメリットを知っておけば、自分に合わせた予定が立てられます。以下で2つのケースを紹介します。
- 顔脱毛が先:ほくろのメラニンに反応する
- ほくろ除去が先:まんべんなく脱毛できる
顔脱毛が先:ほくろのメラニンに反応する
クリニックで顔脱毛すると、医療レーザーが毛根のメラニンだけでなく、ほくろのメラニンにも反応します。
ただし、医療レーザーを照射してもいいのはほくろが小さく色が薄い場合だけ。大きく色が濃いほくろには照射できないので、保護シールを貼ってレーザーを避ける必要があります。
顔脱毛を先にするデメリットは、ほくろ自体に生えている毛は脱毛できないこと。ほくろの近くに毛が生えている場合も、レーザーを照射するのはむずかしいです。

ほくろやその近くに毛が生えているなら、ほくろ除去を先にした方がスムーズです。
ほくろ除去が先:まんべんなく脱毛できる
ほくろ除去を先にする場合、まんべんなく顔脱毛できるのがメリットです。ほくろの位置を気にする必要がないからです。
デメリットは、ほくろの根が皮膚の奥に残っている場合、顔脱毛時に痛みが出ること。
ほくろ除去後には皮膚の赤みが残ることがあります。赤みがある場合はレーザーを照射できません。ただし、赤みがある部分を保護すれば照射できるケースもあります。
» 顔脱毛後に赤みが出る原因と対処法
顔脱毛とほくろ除去を両方する場合、間隔を空けずに施術できるケースと最低1ヶ月は空けなければならないケースも。皮膚の状態を見て医師が判断します。
ほくろに関する顔脱毛の疑問

ほくろに関する顔脱毛の疑問に答えます。
医療レーザーでほくろが消えることもある?
脱毛クリニックでは、ほくろが小さく色が薄いケースでないと直接医療レーザーを照射することはありません。
場合にもよりますが、脱毛する医療レーザーとほくろを除去する医療レーザーは種類が違います。医療レーザーを使って顔脱毛したら必ずほくろが消えるわけではありません。
» 医療レーザーで顔脱毛するメリット

ほくろを消したいなら、ほくろ除去のための治療をおすすめします。
サロンの光脱毛はほくろがある場合の照射ができません。
» どっちがいい?医療脱毛と美容脱毛の違い
消したくないほくろがある場合は相談する
消したくないほくろがある場合はスタッフに相談しましょう。小さいほくろだと、医療レーザーの照射で消える可能性があるからです。
ほくろに医療レーザーが照射されないようにテープで保護してもらってください。
顔脱毛でほくろが増えることはない
医療レーザーで顔脱毛してもほくろは増えません。ほくろとは、紫外線や皮膚刺激により作り出されたメラニン色素が何らかの理由で集まり皮膚にとどまったもの。医療レーザー脱毛をしても、ほくろができる原因にはなりません。

医療レーザー脱毛をしたあとにほくろができたのは、ほくろができるタイミングだった可能性が高いです。
医療脱毛でほくろがかさぶたになるケースあり
医療脱毛でレーザーを照射すると、ほくろがかさぶたになるケースがあります。レーザーの熱エネルギーは強いので、ほくろがダメージを負った状態になるからです。
» 東京中央美容外科(外部サイト)
かさぶたは時間とともに自然と剥がれます。無理に剥がさないようにして様子を見ましょう。かさぶたが痛んだり炎症を起こしたりした場合は、脱毛を受けたクリニックや皮膚科を受診してください。
» 顔脱毛しないほうがいいと言われる理由
医療レーザー脱毛でほくろがガンになることはない
医療レーザーを照射しても、ほくろはガンになりません。通常ほくろがガンに移行することはないからです。
» はなふさ皮膚科(外部サイト)
ただし医師によっては、稀にほくろが悪性化するケースがあるという意見を持つ方もいます。
ほくろは誰にでもありますが、自分の周りでほくろがガンになったという人はほとんどいないかごく少数のはずです。

心配な方は顔脱毛を受ける前に医師への相談をおすすめします。
両頬に薄茶色のシミがあるときは注意
両頬に薄茶色のシミがある場合、医療レーザーは使用できません。医療レーザーを照射すると悪化する恐れがあります。両頬にできる薄茶色のシミは、30~50代の女性にみられる症状。原因は女性ホルモンの乱れです。
» 顔脱毛はシミ・そばかすが濃くなる?
ほくろがあるときの顔脱毛には注意しよう

顔にほくろがあるときの脱毛方法は以下の3つです。
- 小さくて色が薄いほくろは、そのまま照射する
- 大きくて色が濃いほくろは、避けて照射する
- ほくろから生えている毛はニードル脱毛かSHR脱毛を行う
ほくろ除去と顔脱毛を両方する場合の順番は、どちらが先でも問題ありません。メリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った方法を選びましょう。

ほくろ除去と顔脱毛の順番を決めるときは、医師に助言をもらうことをおすすめします。
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